珊瑚礁の起源
1972年、七里ヶ浜で牛乳店を営んでいた初代オーナー 武内 秀氏がハンバーガーとカレーの店『雪印パーラー珊瑚礁』を夫婦で開店しました。
牛乳店にてバターや生クリームを取り扱っていたことから、カレーにも乳製品をたっぷり使った濃厚でコクのある珊瑚礁のカレーが生まれました。
3年目には牛乳店をたたみ、カレーをメインに提供するレストラン一本になりました。

珊瑚礁のスタイルが確立するまで
七里ヶ浜はサーフィンを楽しむ食欲旺盛な若者が大勢行き来する場所です。しかし、当時の七里ヶ浜には食事のできるお店はほとんどありませんでした。
海から上がってきたお腹を空かせたサーファー達に美味しいものをいっぱい食べてもらいたい。
そんな思いから、カレーをはじめボリューム満点のビーフサラダなどを開発していくことで、サーファー達から口コミが広がり徐々にお客様も増えていきました。
また、初代は創業前からウクレレを片手にハワイアンを鼻歌で歌っていたほどハワイへの憧れがあったため、店構えを自分好みの南国風にしようとしました。
見よう見まねでティキを彫り始めたことをきっかけにカウンターやテーブル、イスなども手作りするようになり、現在の珊瑚礁のスタイルが確立されていきました。
店の前の遊歩道に立つ二本の太いヤシの木は初代が植えたものであり当時は2メートル程度の背丈でしたが、現在では8メートルを超える背丈になり『七里ヶ浜 珊瑚礁』のシンボルとなっています。
- 遊歩道に立つ現在のヤシの木
- 店内の様子
株式会社コーラルリーフの設立、そして2代目社長就任
社長交代(2代目:武内 淳さん)や、株式会社コーラルリーフ設立の説明追加?
海の見える大きなお店 モアナマカイ
本店創業から14年後の1986年に、海の見える国道134号線沿いに『モアナマカイ珊瑚礁』が2号店として開店しました。店名の「モアナマカイ」とはハワイの言葉で「大海の波打ち際」という意味です。
- オープン当初の内観
- イベントなど
本店から程近いお店ですが、より一層、ハワイらしい雰囲気にしたいとの思いから、湘南の海を一望できるテラス席や、白い石材などで覆われた南国調の外観にしました。
店内の天井からはアワビのシャンデリア、手作りのアウトリガーカヌーをはじめ、様々な装飾品を初代オーナーと当時のスタッフで作り上げて、リゾート感のある雰囲気を演出しています。
また、海のもの、地場のお肉、野菜などを取り揃え、大きく豪快なメニューを作りました。
3代目社長就任、そして現在
社長交代(3代目:武内 郁さん)の説明追加?
変わらないもの、変えていくもの
初代から数えて三代目となった珊瑚礁では、オープン当時から変わらないものが多くあります。しかし、変わらないものもあれば、変えていかなくてはならないものもあります。
日々の味見をし食材の見直しやスパイスの調合を変えたりすることで、いつも最高のパフォーマンスをしたいと考えています。 メニュー展開、店の雰囲気、スタッフのホスピタリティにも気を配り、お客様に幸せな気持ちで帰っていただけるよう心掛けています。